風俗(ふうぞく、ふぞく)
ある時代や社会、ある地域や階層に特徴的にみられる、衣食住など日常生活上のしきたりや習わし、風習のこと。
広く、世相や生活文化の特色をいう場合もある。
類似語に世俗や習俗(習慣と風俗)がある。
しかし現在において、単に「風俗」というと「性風俗」を意味することが多く、「風俗嬢」という言葉さえ
生まれている。
今日では、使用する時と場所を誤り、不用意にこの語を用いると、意に反した誤解を受ける場合も少なくない。
周囲の状況によってはセクシャルハラスメントとみなされることもあるので、注意が必要である。
性風俗(せいふうぞく)
風俗(民衆文化)の中でも性に関わる分野のこと。
古代ギリシアやローマを含む地中海世界や、オリエント、インド、東南アジア、中国、日本など、
性に関する風俗は多様で洗練された文化が存在していた。
日本では、神社の巫女による官人の接待がその起源である。
江口、神崎のように港や宿場で遊女が多く集まる地域があった。
室町時代には足利将軍家が京都の傾城屋から税金を徴収していた。
遊女(ゆうじょ、あそびめ)
遊郭や宿場で男性に性的サービスをした売春婦で、「客を遊ばせる女」と言う意味が一般的である。
古来より数多くの呼称があり、古く「万葉集」には、遊行女婦(うかれめ)の名で書かれており、平安時代になるとこれに代わって遊女(あそび)がでてくる。
中世には、傀儡女(くぐつめ)や白拍子(しらびょうし)、傾城(けいせい)、上臈(じょうろう)などと呼ばれていた。
近世になると、女郎(じょろう)、遊君(ゆうくん)、娼妓(しょうぎ)といった呼称もあらわれる。
太夫は最高位の遊女。
江戸 吉原遊郭では一時期これを特に花魁(おいらん)といった。
湯屋で働く湯女(ゆな)や、旅籠で働く飯盛女(めしもりおんな)はより大衆的な売春婦であった。
そのほかにも街頭で色香を売る京都の辻君(つじぎみ)や大坂の惣嫁(そうか)、江戸の夜鷹(よたか)もいた。
風俗嬢(ふうぞくじょう)
風俗店に勤務し性的サービスを提供する女性従業員の俗称。
業態別にソープランドなどでは「ソープ嬢」「泡姫」、ファッションヘルス、デリバリーヘルスなどでは「ヘルス嬢」「デリヘル嬢」、SM業界においては 「SM嬢」などと呼ばれる。
風俗嬢から AV女優になったり、逆にAV女優から風俗嬢に転身したりといった業種間交流が盛んである(兼務の場合もある)。
風俗嬢にとっては、アダルトビデオ出演は良い宣伝になる。
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