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青銭大名

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青銭大名
東郷 隆 (著)

織田弾正忠信秀が、貨幣経済という新しい「力」を背景に、織田家の基礎を築き、信長という革命家が誕生するまでの話を、意足坊尊明を中心に当時の土豪の生活を通して展開していく。


青銭大名



信長は一代にして生まれず
一地方豪族が京へ上って初の天下統一を成し遂げられたのは、
それを支える経済力あってこそだった。
青銭大名の異名で呼ばれた信長の父・信秀が、貨幣経済という新しい“軍事力”を武器にのしあがっていく四十余年の生涯を、博覧強記の著者が実在の史料を下敷きに闊達自在に描く、
歴史時代小説。


青銭大名 東郷隆著 “貨幣経済”誕生の必然性描く
本書は、織田信長の父信秀が、“貨幣経済”を新たな武器として成り上がっていくさまを、
私度僧 意足坊尊明の目を通して描いた作品である。

と書くと、気のはやい読者は、バブル期のサラリーマン向けの歴史経済小説や、歴史解説小説を思い浮かべるかもしれないが、この一巻はそんな本とはそもそもモノが違う。

史実に裏打ちされた真っ当な文学作品であり、応仁・文明の乱の後の世代交代の世にあって、
作者は第2世代ともいうべき武将たちの台頭と、その基盤となり、命運を分かつことになる
貨幣経済”誕生の必然性を、見事に描いている。

物語は、五郎左(意足)と、彼を信秀のもとに誘う怪僧・意外坊、さらにはその意外坊を仇と狙い、後に五郎左の妻となる傀儡蓬子(くぐつよもぎこ)の3人を中心に進められていく。

これまで小説の題材にされなかった意足をクローズアップした点に留まらず、中世の暗黒を一概に否定せず、当時の地誌・世態・風俗をかつてこれほど正確に再現した小説はなかったといっていいのではないか。
今後本書を抜きにして中世から戦国への転換期を描いた小説を論ずるのは不可能だろう。

★★★★★
(文芸評論家 縄田一男)
[日本経済新聞夕刊2012年5月30日付]


私度僧(しどそう)
官の許可をえないで剃髪・出家した僧尼。
剃髪・出家して仏道を修行し(入道),僧尼となることを得度(とくど)というが,律令時代には国家による一定の手続を要する許可制がとられていた。
官の許可をえて得度したものを官度僧というのに対して,官の許可をえず私的に得度したものを私度僧という。






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