キリシタン弾圧と信仰の決意フロイスの滞日三十年の経験から生まれた、織豊期の優れた日本人論。
第十二巻は、
秀吉の弾圧と迫害の嵐のなか、着実にしかも強固に信仰の広がりを見せる、
天草や島原等のキリシタンの姿を描く。
また日本で最初にイエズス会員に採用された日本人・ロレンソ修道士や有馬の教会での
少年使節の祝賀式典を詳細に記す。
全12巻を通してのキリシタン年表付。
ルイス・フロイス(葡: Luís Fróis [luˈiʃ frɔjʃ] )
ポルトガル出身のカトリック司祭、宣教師。
イエズス会員として戦国時代の日本で宣教し、織田信長や豊臣秀吉らと会見。
戦国時代研究の貴重な資料となる
「日本史」を記したことで有名。
イエズス会(ラテン語:Societas Iesu)
キリスト教、カトリック教会の男子修道会。
宗教改革以来、イエズス会員は
「教皇の精鋭部隊」とも呼ばれた。
このような軍隊的な呼び名は創立者イグナチオ・デ・ロヨラが修道生活に入る以前に騎士であり、
長く軍隊ですごしたことと深い関係がある。
現代では六大陸の112カ国で活動する2万人の会員がいる。
宗教(しゅうきょう)
一般に、人間の力や自然の力を超えた存在を中心とする観念であり、また、その観念体系にもとづく教義、儀礼、施設、組織などをそなえた社会集団のことである。
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戦国城下町戦国虎太郎が戦国の地に建造させた巨大城下町。