いくさの子 織田三郎信長伝 第1巻歴史ブームの先駆となる
「花の慶次 -雲のかなたに-」で人気の
原哲夫氏が、
信長の少年・青年時代を描いた戦国大河新作
「いくさの子 織田三郎信長伝」が2011年5月20日に待望の第1巻を発売。
少年が天下人になるまでの過程で、どういう育ち方をしていたのか。
生き方、
ヒーロー像、
カリスマ性というのをしっかりと、できるだけリアルを追求しながら、
描いていきたいと原哲夫氏は語っている。
戦国好きな方、漫画好きな方、
「いくさの子 織田三郎信長伝」はどうですか。
北斗の拳、
花の慶次、
蒼天の拳など、強い漢たちを描いてきた
原哲夫氏の最新作は、誰もが知っている英雄、
織田信長。
「で、あるか」本能寺の変逆臣明智光秀の謀反で、絶体絶命のピンチに陥った信長が、最後に見せた姿が、少年のような笑顔で踊る
風流踊りであった。
風流踊りと言えば、自由と風流を愛し、傾奇者として命を賭した、
天下一の傾奇者前田慶次のラストシーンが思い出される。
原哲夫氏から見た織田信長もまた、異風の形を好み、異様な振る舞いや突飛な行動を愛する
傾奇者なのかもしれない。
傾奇者を思わせる信長最後のシーンから始まる
「いくさの子」とは・・・・・
信長がまだ
吉法師と呼ばれていた12歳の頃から物語は始まる。
天賦の才を持った戦争の申し子として描かれている吉法師とは一体どのような少年なのか・・・
天文十四年(1545年)夏。
吉法師が、勝幡城から津島神社に向かう船中、海賊
髑髏党(どくろとう)の奇襲を受け、拉致されてしまう。
誘拐事件である。
吉法師が誘拐されたにも関わらず、父織田信秀や、守り役の平手政秀は、心配など微塵も出さず、
むしろ誘拐した海賊の方が災難だと心配するほどである。
しかも、捕らわれの身となった吉法師はというと、海賊相手に全く萎縮する気配も無く、それどころか
一千貫と提示された自分の身代金を、
一万貫にまで釣り上げてしまう始末。
挙句の果てには、自分自身に賭けられた身代金を、自分自身の夢のために使う軍資金とするため、少年を集めて海賊のアジトへ身代金を
強奪しに乗り込むのである。
まだ12歳だぜ。
吉法師の強烈な個性が際立っている。
この作品での信長の最大の武器は、
人を惹き付ける魅力や、
独特の思想、
柔軟性となっている。
従来の物語にない、新しい信長をいかに描くのか、大いに気になるところである。
原哲夫氏が描いた「めざましテレビ」の大塚さん。
すごいよなぁ~ 原哲夫。
大塚さん嬉しそう。(笑い)
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